葛飾区は海面より低い。
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葛飾区では雲のち雨と、穏やかな日になりそうですが、
油断しないで雨にはご注意ください。
昨年の熊本の豪雨、
3年前の西日本の豪雨、
4年前の九州北部豪雨
いずれも7月上旬に起こった豪雨災害です。
そして今、同じ時期になります。
自分は大丈夫!って思わないで
「本当に危険な時期に入っている」ということを頭に入れて、
情報をきちんと入手して油断しないで十分な対策を心がけましょう。
この時期の雨は特に恐ろしく、
川の氾濫は意外なところで起こったりします。
この川は大丈夫だろうと思い込まないで、
まずはいつでも非難できるように準備だけはしておいて、
もし、少しでも危ないと思ったら、
明るい内に、安全な時に安全な場所へ早く非難してください。
避難しても何もなかったわ。
そんなことでいいと思います。
早め早めの対策をしてくださいね。
現状の雨の状況で1週間も梅雨前線が停滞となると、
水の災害が起こることはどこでも十分にあると思われます。
私たちのいる葛飾区は、荒川、中川、江戸川といった大きな河川に囲まれています。
高度経済成長記に大量の地下水を組み上げたため地盤沈下が進み、
区の半分近くが東京湾の海面より低いゼロメートル地帯です。
もし、区の周辺で洪水が起きると甚大な被害を受けることになります。
周りに山がないから大丈夫なんて思ってませんか?
こちらが葛飾区の標高図になります。
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この葛飾区は今すぐ危ないの?!!
そんなことはありません。
中川の上流部にある春日部市の首都圏外郭放水路や三郷市の三郷放水路等が整備されて、
中川の水位が高まった時に、中川の水を江戸川に排水できるようになり、
そのため、中川の上流部で水位が高くなっても、
下流部に位置する葛飾区内の中川の水位はあまり高くならずに済んでいます。
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でも、最近の自然災害は、「今まで経験したことない大雨」なんてよくニュースで見たと思います。
今までの経験を超える、自然の猛威が迫ってきております。
だから、これからはちょっと大袈裟すぎるくらいがいいかと思います。
特に、遠くに住われているご両親にも、
お子さんがお声かけするといいかもしれませんね。
住まいの雨漏り!
なんて言ってられないレベルではない事態が起こることを、
他人事ではなく、一度家族で話あっておくといいかもしれませんね。
今もなお、各地で大雨が降っております。
これ以上被害が広がらないことを願っております。