屋根リフォーム時に屋根重ね葺き(カバー工法)した屋根は災害時の破損でも保険対象外
みなさんこんにちは!
これから年末に向けて、さらに現場足場を見る機会が増えそうですね。
台風の影響もあるかもしれませんが、
屋根の劣化、交換はそんなに安い買い物ではないです。
そこで、今では屋根リフォームといえば、屋根の重ね葺き、いわゆる既存の屋根はそのままで、
その上から新しい屋根材を被せるカバー工法が多く採用されています。
古い建物だと既存の屋根にアスベストが含まれているかもしれません。
そうなると今ではアスベストが含まれている屋根材を廃棄するのもコストがかかるので、
古い屋根をそのままにしてカバー工法を選択する方が増えています。
屋根材が2重になることで、メリット、デメリットがありますが、
その中でも、あまり業者さんが説明されていないことが多いのが、
もしもの際の火災保険の適用についてです。
火災保険では、同じ素材の屋根材を再調達して、元に戻すという考えが適用されます。
したがって、原則、屋根カバー工法は保険会社から認められません。
火災保険加入時の元々あった屋根がはがれた場合、同じ屋根材で交換、もしくは屋根全面を葺き替え、葺き直しをする工事のみが保険対象となります。
ですので、その辺りの保険のことも頭に入れながら施工方法を選択されるといいかと思います。
ただ、コストが安いだけでは、どこかに落とし穴があるかもしれないし、そうではないかもしれません。
きちんとその辺りも説明してくれる屋根業者さん選びが一番大切かもしれません。
もし、困ったときは迷わず、弊社までご連絡くださいませ!
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