屋根・外壁塗装
屋根塗装
現状の屋根の痛みが確認できない場合は、葺き替えをせずに屋根の耐用年数を増やすために屋根塗装をお勧めしております。
外壁塗装
お住いの美観を保つだけではなく、塗装した塗膜が雨風から外壁を守ります。
クラックなどの補修作業もきちんとすることが、住まいの長持ちにつながります。
塗装は3回塗りが基本
塗装をよりきれいに仕上げるためには、下塗り塗装が欠かせません。
全体ローラーを使って塗装し、細かい部分は刷毛を使って塗装して、塗りムラや塗り残しに気をつけながら塗装していきます。
弊社では基本、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを基本としております。中にはこれを2回塗りや1回塗りにしてコストを下げる業者もいますが、弊社におきましては少しでも住まいを長持ちさせるために、3回塗りを基本としています。。
塗料選び
塗装に使われる主な塗料のご紹介します。
それぞれの塗料の特徴を把握することで、塗料選びの際にどの塗料がご自宅に合っているかを選ぶ判断材料になります。
注意することは、耐用年数については、それぞれの住まいの立地環境、屋根、壁の状態、定期的なメンテナンスの有無、塗装した業者の技術、外壁材の種類によっても変わってくることです。住まいも人間の健康と同じ。何事も早めのメンテナンスが住まいを長持ちさせます。
また、同じ素材の塗料でも、メーカーや製品によってメリットが異なります。性能だけでなく、塗り替えの間隔を〜15年と長期にするのか10年単位で細かくメンテナンスがしたいなど、長い目で見てランニングコストを含めたトータルコストなども併せて考えていく必要があると思います。
シリコン塗料は、一般的に屋根・外壁によく使用される塗料になります。
耐久年数目安:12~15年程度
この塗料は様々な種類がありますので、
それぞれの住まいに合わせて選びやすい塗料といえます。
古くから一般的に使用されていたウレタンですが、今ではシリコン塗料が耐用年数が長いことなどから多く使われるようになり、ウレタンは減ってきました。
特徴として木、塩ビ製素材、鉄部などに適している塗料であるため、部分的に使用されることが多い塗料です。
素材への密着性が高いため塗りやすい事や、硬化した後の塗膜が柔らかいためヒビ割れがおきにくいため、今はDIYで人気の塗料です。
耐久年数目安:8~10年
最近注目されはじめている新しい塗料がラジカル塗料です。
ラジカル塗料は、太陽の光や雨風などによる劣化の原因である物質の抑制を抑える効果があります。
とくに、暑い地域や、降水量が多い地域では使われることが多いと言われています。
耐久年数目安:13~16年
モルタル、コンクリート、鉄部、木部、金属、アルミなど、さまざまな素材への塗装が可能なため、住宅だけでなく工場、倉庫、ビルなどにも幅広く利用ができるのも特徴です。
フッ素塗料は、耐久性に非常に優れています。
耐久年数目安:15~20年程度
汚れをはじき、滑り落ちやすい性質に優れているので、屋根外壁塗装に多く使われています。特に耐候性が高く、酸性雨や紫外線などを受けやすい屋根塗装にも適しています。
フッ素塗料は、東京スカイツリーやレインボーブリッジなどの橋などや、また最近では六本木ヒルズで塗装されていることが有名です。
一般的な住宅で使用する際に、外壁をシリコン塗料、屋根をフッ素塗料と使い分けるケースが増えてきております。
耐久性の高さで選びたい!!という場合は無機塗料が最適です。
耐久年数目安:20~25年程度
塗料の原料は炭素を含まない無機物である、石やレンガ、ガラスです。
無機物は紫外線で劣化することがないため、半永久に効果が持すると言われています。
ただ、耐用年数が20~25年程度という理由は、実際の塗料は柔らかくして使いやすくするために外壁劣化の原因となる有機物が含まれているため、永遠に劣化が起きないわけではないという理由からです。
色褪せやチョーキングなどの劣化や、カビや藻が発生しにくいのも、この無機塗料の特徴です。
自然環境に優しいのが光触媒塗料です。
光触媒塗料は、塗るだけで二酸化炭素などの窒素酸化物を除去し、緑地と同程度の空気浄化効果があります。
塗料の白色顔料の原料として使われている酸化チタンは、太陽光にあたると活性酸素を作り、汚れを分解してくれます。
雨が降ると、超親水状態になった塗膜から、分解した汚れが洗い流されるのです。
さらに、除菌、抗カビ、防藻効果もあるため、汚れやすい外壁に塗装すると、外壁の美観を保持できます。
ただし、光触媒は、太陽の光があって機能しますので、住まいの状況においてきちんと光が当たっているかどうか注意が必要です。
耐久年数目安:20年程
主に商業施設で使用される塗料です。
その他、遮熱塗料、断熱塗料などもございますのでお気軽にご相談ください。