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屋根カバー工法のメリットは?

みなさんこんにちは♪
先日屋根の葺き替えについてご案内させて頂いたので
今日は、屋根のカバー工法について少し( ^ω^ )

そもそも屋根のカバー工法って???
屋根カバー工法とは、我々の業界内では重ね葺きとも言われていて、
既存の屋根材をほぼそのまま残し、その上に新しい屋根を載せて覆う
施工方法になります。
その際は、屋根材が二重になるため、金属系の軽量の屋根材を使用することになります。
屋根葺き替え工事と迷われる際に、
それぞれメリット、デメリットがありますが、
カバー工法を選択される方は「屋根工事のコストを抑えたいから」という方が
圧倒的に多いですね。
それもそのはず、だいたい屋根工事の際は、外壁塗装工事が伴います。
そうなると1度にコストが多くかかることから、少しでもコストを抑えようと
カバー工法を選ばれることが多くなってきています。

それではそのカバー工法にはどのようなメリットがあるのか?

まず1つは
施工コストを抑える
先ほどもお伝えしたように工事費用が抑えられることです。
既存の屋根材や下地、防水シートを変える手間がなく、
既存の屋根材を廃棄する費用がかかりません。

そして2つ目は
遮音・断熱性UP
既存の屋根材の上に重ねるため、
屋根の2重構造になるため、
遮音・断熱性がアップされると言われています。
ただ、これは個人的な意見ですが、
断熱性においては、屋根を2重、3重にしても、
気密性がしっかりしていなければ意味がありません。
いかに新築時の施工がきちんとされているかが
重要になってくるので、必ずしもカバー工法で
断熱性が上がるという表現ではなく、
遮音・遮熱性のアップとした方が、
いいのかもしれません。

そして3つ目は
工事期間が短い
先ほどお伝えした手間がない分、
屋根葺き替えと比べると工期が短くなります。

でも、屋根の面積が小さい建物では、
屋根葺き替えとさほど工期は変わらないので、
メリットといえるべきかは微妙です。

そして4つ目は
アスベスト入り屋根材

近年においても屋根にアスベストが含まれている
屋根をたまにお見かけします。

屋根材にアスベストが含まれている場合、
屋根葺き替え時の屋根材廃棄の際に、
廃棄コストが上がります。
アスベストは、屋根材が欠けたり、壊れない限り、
空中には浮遊しないため、健康には害はないとされています。
そうなるとアスベスト入り屋根材を壊さないカバー工法が
適していることになります。

ただ、やはりいつまでも自分の屋根にアスベストが入っているから
なんとなくいい気分がしない、、などの声もお聞きするので、
コストも含めて検討が必要になるかと思います。

とカバー工法のメリットになりますが、
比較的、屋根の葺き替えに比べるとメリット感が
あまり感じられないように見えますが、
やはり、検討する際の大事な「コスト」に関しては
最大のメリットになるかと思いますので、
屋根工事に悩んだら、カバー工法も一緒に検討
されることをお勧め致します。
弊社でも最近はカバー工法が増えてきております。

でも、私たち屋根のプロとして

屋根の劣化が進んでいるときは
屋根の葺き替えをお勧めしています。

屋根の劣化が激しい場合、多くの場合が屋根の野地板や下地部分
そして防水シートが劣化しているので、そこの部分の補修がまず必要です。
また、劣化が進んでいると、新しい屋根材を固定する釘やねじが効かない
場合がありますので、そんな状況では葺き替えをお勧めしています。

安易にどんな状態でもカバー工法を勧める業者にはご注意ください!


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