みなさんこんにちは。
沖縄では梅雨に入ってだいぶ経ちますが、関東ではまだまだというような天気です。
今日は、我々屋根業界で深い関わりのある、アスベスト問題について。

みなさんは日常においてはあまり聞き馴染みのない「アスベスト問題」かと思います。
アスベストとは、天然に採取される鉱物の一種であり、石でありながら軽い綿状の性質を持つことから、石綿とも呼ばれる物質になります。
比較的加工しやすいことに加えて、耐火性・断熱性・電気絶縁性が高く、以前は断熱材や保温材、防音材として今まで多くの建築物の建材として使用されていましたが、このアスベストを誤って吸入すると健康被害を引き起こすこともあるので、現在日本では使用が禁止されています。

でも、今でも古い建物の一部では建築材として使用されたままなので、建物の解体時や資材の廃棄には注意が必要です。

特に2006年よりも前に建築された建物にはお気をつけください。

そんな状況、背景もあることから、大気汚染防止法及び石綿障害予防規則で定められた、建築物の解体・改修などの前に実施する調査については、建築物石綿含有建材調査者資格を有する者が行わなければなりません。

2023年10月1日以降は、同資格者による調査が義務付けられます。
弊社の取り扱う屋根材にアスベストが含まれている場合が多いので、
もちろん弊社でもきちんと資格を取得し、対応できるように準備をしております。

ちなみに現在ご自宅の屋根にアスベストが含まれていても、必ず健康に被害が出るものではありませんのでご安心ください。
ただ、屋根材などが劣化して、含まれているアスベストが空中に飛散してる場合は注意が必要です。

もし、ご自宅の築年数が古くアスベストが含まれてるか気になる方は、
まずはお気軽に弊社までご相談ください。