みなさんこんにちは！
屋根のメンテナンスを考えていて、いざネットで検索！
そうすると、やたら専門用語が多くて戸惑うことはないでしょうか？

特に、屋根の板金部分は名称や役割が複雑で、理解するのに苦労するかもしれません。
今回は、屋根板金の主な種類を、棟板金、谷板金、ケラバ板金、水切り板金に絞って解説します。
それぞれの役割や設置場所を理解することで、屋根の構造や屋根のメンテナンスの重要性がより理解しやすくなると思います。

屋根板金の種類

【棟板金】

棟板金は、屋根の最頂部に設置される板金です。
屋根の一番高い部分を「棟」と呼び、この棟を覆うように設置されるのが棟板金です。
住宅の形状によって棟の形は様々ですが、棟板金はその形に合わせて加工しながら設置していきます。

【谷板金】

谷板金は、屋根の谷間に設置される板金です。
屋根の形状によっては、複数の屋根面が合わさって谷間が形成されることがあります。
この屋根の谷間部分は雨が集中して流れやすい場所でもあるため、谷板金で覆うことで雨漏りを防ぎます。

【ケラバ板金】

ケラバ板金は、屋根の側面の端部分に取り付けられる板金です。
「ケラバ」とは、屋根の切妻部分の端を指します。
ケラバ板金は、このケラバ部分を雨風から守る役割があります。
強風時に雨水が吹き込みやすい場所でもあるので、ケラバ板金は雨漏りを防ぐ重要な役割があります。

【水切り板金】

水切り板金は、屋根と壁の接合部分や窓周りなどに設置される板金です。
屋根からの雨が壁に伝わるのを防ぎ、雨漏りや壁の劣化などを防ぐ役割があります。

このようにそれぞれの屋根板金が、屋根の様々な場所に設置され、それぞれ重要な役割を担っています。
棟板金、谷板金、ケラバ板金、水切り板金は、屋根を雨風から守り、住宅にとっては不可欠な存在です。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、これらの板金の性能品質が確保され、長く快適な住環境を保つことができます。
「屋根」は住宅にとって大切な役割を担うものですので、定期的なメンテナンスをお勧めします。

そんな今日は2月23日、「富士山」の日のようです。
天気もいいので、綺麗な屋根と富士山を眺めてみてはいかがでしょうか？