屋根、外壁になぜ?苔ができるのか?
みなさんこんにちは♪
久しぶりに土日の天気がいいなんて、
きっとみなさんはお出かけされてるでしょうか?
突然ですが、
屋根外壁にはなぜコケができてしまうのか?
ちょっと気になって、コケができる原因を探ってみました。
コケができるメカニズムとは
カビは菌類ですが、コケは植物の仲間に分類され、色々な種類があり世界には約2万種類のコケが存在します。
観賞用のコケも多く販売されているなど、コケを育てて楽しめる観賞用のコケは見た目も癒されますが、
屋根や外壁のコケは見た目も悪く、後々に健康被害を起こしかねないコケはどのようなメカニズムで発生するのでしょうか?
植物に分類されるコケは雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)があり、
胞子を飛ばして十分な湿度と栄養があればどこででも繁殖できるという能力を持ち、
光合成を好み日当たりが良くても水分があれば大量に繁殖し続けます。
なんだかわかるようなわからないような。。。
では、コケができやすい屋根・壁とは
この繁殖能力が高いコケは一体どのような家にできやすいのでしょうか。
その条件をまとめてみたいと思います。
近年外壁材にも色々な機能性やデザイン性を兼ね備えたものが作られていますが、
外壁面がでこぼこしていたりざらつきがあったりすると、
隙間に水分が残されやすいためコケにとっては絶好の繁殖環境になってしまいます。
◆周囲が自然に囲まれている
建物の近くに緑が豊富にあり、川などがある場合水分が付着しやすくなります。
◆家が北向き
建物の方位の中で北向きは最も日当たりや風の通りも悪いためコケが付着しやすい場所です。
このような環境に建てられている家はコケができやすい状態にあるといえます。
コケは一年中活動しているので、このような環境でなくても繁殖し続ける生命力の強い植物といえます。
そのままコケを放置するとどうなる?
それでは、コケをそのまま放置しておくとどのような事が起こってしまうのでしょうか。
いくつか紹介していきたいと思います。
◆外壁をもろくしてしまう
コケは放置しておくと外壁内部の奥まで浸透してしまうので、
外壁や建物内部まで腐敗させてしまうこともあります。
また、外壁本来の機能性も大きく失われてしまい結果建物の総合的な寿命も縮めてしまいかねないのです。
◆健康被害に繋がる恐れも
コケは胞子を飛ばして繁殖するので、その胞子を体内に吸い込んでしまうとアレルギーを引き起こしてしまう原因にもなります。
コケはカビを発生させる要因にもなっているので、それらを吸い込んでしまうと健康被害に繋がってしまうことになりかねないため、
健康被害を防ぐ為にも外壁のコケはきれいに除法したいものです。
もし、ご自宅の屋根外壁が気になるようでしたら
ますはお気軽に、大弘までご相談ください。