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自分で屋根に登る点検は気をつけて!

最近、テレワークが増えて自宅にいる時間が長いこともあり、
気候の良い子の季節、自分で屋根を点検しているのをお見かけします。

ですが、弊社では、お施主様ご自身が屋根に登っての自主屋根点検はあまり
オススメしません。

その理由を大きく分けると3つでしょうか。

その1 やはり屋根の上は危険がいっぱいです。

屋根の上は、長年蓄積されたコケなどで滑りやすくなっていることが多いです。
そこに気づかずに大丈夫だろうと安易に足を運ぶと、気づいた時には対応が間に合わない場合がありますのでくれぐれも注意してください!
長年慣れてきている私たちでさえ、コケは見た目以上に油断は禁物で、常に必要以上に注意するよう心がけております、
また、実際に屋根の上に登ってみると、見た目より急傾斜になっていると感じるので、慣れないと、その恐怖心から足腰が安定せず、落下の危険があります。

その2  屋根材を割ってしまう

屋根の上を歩く時には、いくつか注意が必要です。
ほとんどの方が屋根下の構造を知らないので、普段と同じように歩き回ると、
荷重のせいで、屋根材を割ってしまう場合があります。
さらに点検するということは、経年劣化により屋根材が痛んでる場合が多く、
ちょっとした亀裂に気づかずさらに踏み込んでしまい、割ってしまうことも。
これでは、点検というよりも、屋根を壊すために登っていることになってしまいますので注意が必要です。

その3 雨漏りが原因で点検しても不具合を見つけるのは難しい

点検する動機として、雨漏りが原因の場合、
明らかに破損している場所があったとしても結構な割合で、
その部分ではないことが多いのです。
雨漏りは結構地味な破損箇所からジワジワと
しみ込んでいるケースがよくあります。
そのため一般の方では、雨漏り箇所を見つけることはかなり難しいかと思います。
プロである我々でも、なかなか雨漏りを見つけにくい現場があるくらいです。

このように大きく分けて3点の理由から
弊社ではお施主様ご自身で屋根に登って点検することは
あまりオススメしていません!

ただ、自主点検においては狭小地でなければ、
下から多少なりは屋根を確認できると思います。
そこで明らかに目立つ破損。
コケや雨樋のつまり。
また、ご自宅周辺で台風などの後に、
屋根材の破片が落ちていないかなど、
完璧ではないにしろ、屋根の確認はできるはずので、
定期的に屋根に登らない自主点検をオススメ致します!

また、台風が近づいてきているようです。
みなさんくれぐれもご注意ください!!!

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