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葛飾区の屋根屋から屋根の勾配について

今日は久しぶりの曇天で、雨が降ってくるのか、
施工現場では今後の天気の行方が心配ですσ^_^;。

今日はちょっと

「屋根の勾配について」

もしも今のご自宅の屋根材を変える場合は
屋根の勾配のチェックが必要です。

でも、屋根の勾配?
あまり普段の生活では聞きなれない言葉かと思います。

少し屋根の専門的な内容になりますが、
屋根材を既存の屋根材とは違う種類の屋根材に変更する場合、
ご自宅のの屋根勾配が新しい屋根材に適合するか
必ず事前に確認しなければなりません。

というのは、屋根材にはそれぞれ最低限必要となる勾配の目安があり、
今のご自宅の屋根勾配では新しい屋根材の最低限必要となる勾配に
満たず変えられない場合があるからです。

屋根の勾配は一般的にこんな感じです。

なんとなくこんな傾斜をお近くの住まいで見たことないですか?
ご自宅の勾配はどれに当てはまるかわかりますか(^ ^)

ではなぜ、屋根材ごとに適合する勾配があるのか?
それは、屋根材によっては雨水などの水はけ能力が違っていて、
今の屋根勾配に本来であれば、つけられない屋根を設置すると、
雨水がたまりやすく雨漏りのリスクが高まるからです。
そのため、つけられないというよりは、
屋根自体の本来の機能が働かないため設置を見送る場合があります。

例えば、現在の屋根がガルバリウム鋼板だった場合には、
スレートや瓦で葺き替えができない場合があるため要注意ですね。

実際にそれぞれの屋根勾配は、屋根の長さや積雪量によっても異なるため、
一概には言えませんが、一般的に言われている主な屋根材の
最低限必要な勾配の目安は以下の通りです。

屋根材最低必要な勾配の目安
ガルバリウム・ジンカリウム鋼板2寸以上
3寸以上
アスファルトシングル3.5寸以上
スレート屋根4寸以上

屋根には一般的には大きく「緩勾配」「急勾配」と大きく分けられていて
それぞれメリットデメリットがあります。
中には、間に「並勾配」が入り3つに分けられることもありますが、
多くはこの2つに分けられる場合が多いですね。

「屋根の勾配」
ほんの少しだけでも頭の片隅においておくといいのかもしれません。
くれぐれも変な訪問業者に騙されないように注意してくださいね!!

もし、屋根について不安なことがあれば、
お気軽にご相談ください。

午後も雨が降らないといいのですけど、、、(u_u)

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